法輪寺は十三参りで有名!【京都の寺社100選】(西京区)

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京都の法輪寺(ほうりんじ)をご存じですか?法輪寺は有名観光スポットである嵐山の渡月橋(とげつきょう)近くにあり、十三参り(じゅうさんまいり)や針供養(はりくよう)で有名です。この記事で詳しく紹介しますので、参拝前の参考としてください。

法輪寺の歴史や見どころをご案内!ご本尊は知恵の仏さま

法輪寺本堂
法輪寺本堂

      

観光客のAさん
観光客のAさん
法輪寺の歴史や見どころについて教えてください。

分かりました。詳しく解説しますね。
お坊さん
お坊さん

 

法輪寺(ほうりんじ)は京都市西京区にあるお寺です。京都には上京区にも「だるま寺」と呼ばれる法輪寺がありますが別のお寺です。

当記事で紹介する法輪寺は嵯峨の虚空蔵(こくうぞう)さんと通称される法輪寺です。そんな法輪寺について、まずは以下内容を紹介します。

  • 法輪寺の歴史
  • 法輪寺の見どころ
  • 本尊の虚空蔵菩薩は知恵の仏さま

 

法輪寺の歴史

法輪寺は713年(奈良時代)に元明天皇(げんめい)の求めにより、行基(ぎょうき)というお坊さんが木上山葛井寺(もくじょうざんかづのいでら)建てたのが始まりです。

829年(平安時代)に、道昌(どうしょう)というお坊さんがふたたび繁栄させ、本尊(ほんぞん)に虚空蔵菩薩(こくうぼさつ)が安置されました。そして、874年には伽藍(がらん)が整えられ、お寺の名前が法輪寺(ほうりんじ)に変わりました。

清少納言(せいしょうなごん)が書いた「枕草子(まくらのそうし)」では、京都の代表的な寺院として挙げられているほか、吉田兼好が書いた「徒然草(つれづれぐさ)」にも登場します。さらに、本尊のご利益は「今昔物語(こんじゃくものがたり)というお話しにも描かれています。

1864年(江戸時代)に起きた禁門の変(きんもんのへん)で、お堂のほとんどが燃えてしまいましたが、お堂や山門(さんもん)、多宝塔(たほうとう)が復興されて現在の姿となっています。

 

法輪寺の見どころ

法輪寺にはさまざまな見どころがあります。数ある見どころの中からおすすめを紹介します。

 

電気事業の安全祈願「電電宮」

法輪寺には電電宮(でんでんぐう)というお社(やしろ)があります。このお社は、電力や電気、電波、電子など、電気関係事業のためのお社で、毎年5月23日は電電宮大祭(でんでんぐうたいさい)が行われ、電気関係事業者の発展や安全をお祈りされます。

 

立派な多宝塔

法輪寺には立派な多宝塔(たほうとう)が建てられています。法輪寺自体が山の中にありますので、この多宝塔は観光地である嵐山の街からもよく見えます。

法輪寺多宝塔
法輪寺多宝塔

 

本尊の虚空蔵菩薩は知恵の仏さま

先ほども触れましたが、法輪寺の本尊は虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)です。法輪寺が嵯峨の虚空蔵(こくうぞう)さんと呼ばれるのはこのためですね。

法輪寺には羊(ひつじ)の像が置かれていますが、虚空蔵菩薩の使いとして置かれているようです。虚空蔵菩薩が背中で休みやすい体勢で、座った状態での像となっています。

法輪寺の羊
法輪寺の羊

 

法輪寺のお役立ち情報

法輪寺舞台からの絶景
法輪寺舞台からの絶景

観光客のAさん
観光客のAさん
ほかにも法輪寺の情報が知りたいです。

わかりました。法輪寺のお役立ち情報を紹介します。
お坊さん
お坊さん

 

法輪寺のお役立ち情報として以下内容を紹介します。ぜひ参考にしてください。

  • 嵯峨野を一望できる舞台
  • 法輪寺は十三参りが有名
  • 法輪寺の御朱印
  • 法輪寺のお守りはSDカード
  • 法輪寺の年中行事

 

嵯峨野を一望できる舞台

法輪寺には広い舞台があり、そこから嵯峨野(さがの)エリアを中心に、京都市内を一望できます。京都のおすすめ絶景スポットの1つであるほか、8月16日に行われる五山の送り火のおすすめスポットでもありますので、ぜひ行ってみてください。

法輪寺は十三参りが有名

法輪寺は、十三(じゅうさん)まいりが有名です。十三まいりは三月十三日から二か月間に、数え歳で十三歳になった男女が、知恵を授かるためのお参りです。

お参りのあと、渡月橋を渡る際に振り返ってしまうと、授かった知恵が逃げるとされているため、振り返らずに渡りきる必要があります。

 

法輪寺の御朱印

法輪寺の御朱印
法輪寺の御朱印

法輪寺の御朱印は通常の御朱印のみで、300円でいただけます。オリジナルの御朱印帳は販売されていません。

 

法輪寺のお守りはSDカード

法輪寺には変わったお守りが販売されています。それはmicroSD(マイクロエスディー)のお守りです。microSDとは最小サイズのSDメモリーカードで、袋には虚空蔵菩薩の姿が描かれているほか、カードの中には虚空蔵菩薩の画像が保存されています。

画像データですから、パソコンやスマホの壁紙にすることもでき、とても斬新なお守りとなっています。

 

法輪寺の年中行事

法輪寺にはさまざまな行事があり、先ほど紹介した十三まいりが有名ですが、ほかにも針供養(はりくよう)のように個性的な行事があります。

針供養は皇室で使用された針を供養するために始まりましたが、現在も毎年2月に皇室から預かった針の供養がなされています。使い古した針をコンニャクに刺して供養する行事で、服飾関係者を中心に根付いています。

【関連記事】京都寺社の年中行事

 

法輪寺の参拝情報

法輪寺十三まいり

観光客のAさん
観光客のAさん
法輪寺はどこにありますか?

交通アクセスなど参拝情報を紹介しますね。
お坊さん
お坊さん

法輪寺の参拝情報として以下内容を紹介します。ぜひお出かけ前にチェックしておきましょう。

  • 法輪寺のアクセス
  • 法輪寺の駐車場情報
  • 法輪寺の地図

 

法輪寺のアクセス

法輪寺は、阪急嵐山線「嵐山駅」から徒歩約4分、嵐電「嵐山駅」から、徒歩で8分です。周辺観光と合わせてのんびり歩いて行きましょう。

 

法輪寺の駐車場情報

法輪寺には有料駐車場があり、20台ほどとめられます。ただ、観光シーズンや行事が行われる際には渋滞しやすく、満車にもなりやすいため、なるべく公共交通機関の利用がおすすめです。

 

法輪寺の地図

法輪寺の住所は「〒616-0006 京都府京都市西京区嵐山虚空蔵山町」です。地図を以下にて掲載しますので、参拝時の参考としてください。

 

【公式サイト】嵐山 虚空蔵法輪寺

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まとめ

法輪寺は嵯峨野虚空蔵さんと呼ばれて親しまれるお寺で、知恵の仏さまである虚空蔵菩薩をまつっています。その象徴的行事である十三まいりは有名で、多くの参拝者が知恵を授かりに祈祷を受けます。また、嵯峨エリアを中心に京都市内が一望できる舞台は、おすすめの絶景スポットです。ぜひ参拝時には舞台からの絶景もご覧ください。