常照寺は2代目吉野太夫ゆかりの地【京都の寺社100選】(北区)

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

常照寺(じょうしょうじ)をご存知ですか?常照寺は2代目吉野太夫(よしのだゆう)にゆかりがあり、吉野の赤門や吉野窓が有名です。また、桜や紅葉、紫陽花の穴場スポットとしても知られています。この記事で詳しく解説しますので参考にしてください。

常照寺の歴史や見どころをご紹介

常照寺の歴史や見どころをご紹介
吉野の赤門

観光客のAさん
観光客のAさん
常照寺はどんなところですか?

詳しく紹介しますね。
お坊さん
お坊さん

常照寺は2代目吉野太夫ゆかりのお寺です。2代目吉野太夫は、文化や芸能に優れ、ハイレベルな趣味を持つ絶世の美女でした。

1631年(江戸時代)に灰屋紹益(はいやしょうえき)という商人と26歳で結婚し、1643年に38歳という若さで亡くなりました。

常照寺には2代目吉野太夫のお墓や、比翼塚(ひよくづか)という灰屋紹益の塚があります。そんな常照寺の歴史や見どころから紹介します。

 

常照寺の歴史

常照寺は日蓮宗(にちれんしゅう)という宗派のお寺です。1616年(江戸時代)に、日乾(にちけん)というお坊さんが、本阿弥光悦(ほんあみこうえつ)という芸術家の寄付した地に開きました。

1627年(江戸時代)には学問をするところとして栄えたのですが、明治時代に廃止となりました。2代目吉野太夫は日乾(にちけん)を拠(よ)り所にしたため、常照寺と関わることになったのです。

 

常照寺の見どころ

常照寺の見どころとしては、「吉野の赤門」「帯塚(おびづか)」「吉野窓(よしのまど)」が有名です。それぞれの内容を見ていきましょう。

 

吉野の赤門

常照寺の入り口には赤い色をした山門(さんもん)があります。この特徴的な山門は「吉野の赤門」と呼ばれており、2代目吉野太夫が常照寺に寄付したことで知られています。

 

帯塚

吉野の赤門をくぐった右側には、帯塚(おびづか)という塚があります。帯(おび)は女性の心の象徴といわれており、そんな帯に感謝して供養(くよう)するために建てられたと伝わります。

帯塚の石は四国の吉野川から持ってこられた、重さ約6トンの自然な石です。

 

吉野窓

常照寺の境内(けいだい)には、遺芳庵(いほうあん)という茶室があります。吉野太夫ゆかりの茶室で、「吉野窓」と呼ばれる丸くて大きな窓で知られています。

実はこの吉野窓は、まん丸ではなく下の方が真っすぐな線になっていることで、不完全を表しているのだそうです。

 

常照寺のお役立ち情報

常照寺のお役立ち情報

観光客のAさん
観光客のAさん
常照寺に参拝するなら、どんなことを知っておくべきですか?

常照寺のお役立ち情報をお伝えしますね。
お坊さん
お坊さん

常照寺のお役立ち情報として以下内容を紹介します。ぜひ参考にしてください。

  • 桜や紅葉、紫陽花の名所
  • 常照寺のの御朱印
  • 常照寺の年中行事

 

桜や紅葉、紫陽花の名所

常照寺は桜の名所で、春になると約100本の桜が美しく咲き誇ります。また、紅葉や紫陽花(あじさい)の穴場スポットでもあり、シーズンごとに違った雰囲気を味わえます。

 

常照寺のの御朱印

常照寺の御朱印は「南無妙法蓮華経」と書かれた御朱印で、300円でいただけます。御朱印はこの1種類となります。

 

常照寺の年中行事

吉野太夫花供養
吉野太夫花供養

常照寺では、毎年4月に吉野太夫花供養(よしのだゆうはなくよう)が行われます。吉野太夫を偲(しの)ぶ行事で、美しい衣装の太夫(だゆう)が鷹峰交差点(たかがみねこうさてん)から常照寺の本堂(ほんどう)まで歩く、華(はな)やかな行事です。

到着後も常照寺内で各行事が行われ、太夫(だゆう)がお茶をたてます。茶席三席(屋外、茶席〈遺芳庵〉、煎茶(せんちゃ)席)と点心席(てんしんせき)〈少量の食事〉付きの拝観券は、前売りが5,000円、当日が5,500円となっています。

【関連記事】京都寺社の年中行事

 

常照寺の参拝情報

常照寺の参拝情報

観光客のAさん
観光客のAさん
常照寺の交通アクセスを教えて下さい。

参拝情報と合わせてお伝えしますね。
お坊さん
お坊さん

常照寺の参拝情報として以下内容を紹介します。ぜひお出かけ前にチェックしておきましょう。

  • 常照寺の拝観料や参拝時間
  • 常照寺の交通アクセス
  • 常照寺の駐車場情報
  • 常照寺の地図

 

常照寺の拝観料や参拝時間

常照寺の拝観料は大人400円、小人が200円です。拝観時間は8時半~17時となっています。

 

常照寺の交通アクセス

常照寺への交通アクセスは市バスが便利です。市バス「鷹峯源光庵(たかがみねげんこうあん)」バス停から徒歩約2分のところにあります。

周辺に鉄道がないため、バスに乗れなければタクシーを利用しましょう。

 

常照寺の駐車場情報

常照寺には15台ほどとめられる駐車場があります。交通の便が良くない場所なので、マイカーでの参拝もおすすめです。

ただし、吉野太夫花供養(よしのだゆうはなくよう)が行われる際は、周辺が混雑するためバスやタクシーを利用しましょう。

 

常照寺の地図

常照寺の住所は「〒603-8468 京都府京都市北区鷹峯北鷹峯町1」です。地図を以下にて掲載しますので、参拝時の参考としてください。

【公式サイト】公式 常照寺トップページ

【カテゴリー】同じカテゴリーの他の記事をお読みになりたい場合は、京都の寺社100選【北区】をご覧ください。  

 

まとめ

常照寺は2代目吉野太夫ゆかりのお寺で、吉野の赤門や帯塚、吉野窓で知られています。また、桜や紅葉、紫陽花などが美しく、知る人ぞ知る穴場スポットです。普段は人が少ないお寺ですが、花のシーズンや吉野太夫花供養では賑わいを見せ、遠方からも観光客が集まります。そんな常照寺をぜひ参拝してみてくださいね。