粟田神社は歴史ある粟田祭が有名【京都の寺社100選】(東山区)

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粟田神社(あわたじんじゃ)をご存知でしょうか?京都市東山区の粟田口(あわたぐち)にあり、旅の安全にご利益があるといわれています。歴史ある粟田神社について詳しく解説しますので、ぜひ参拝時の参考としてください。

粟田神社の歴史や見どころをご紹介

粟田神社の参道
粟田神社の参道

観光客のAさん
観光客のAさん
粟田神社はどんなところですか?

詳しく紹介しますね。
神主さん
神主さん

粟田神社(あわたじんじゃ)は、京都の東の出入口である粟田口(あわたぐち)に建てられており、旅行者が旅の安全を祈った神社です。そんな粟田神社の歴史や見どころを解説いたします。

 

粟田神社の歴史とご利益

粟田神社は876年(平安時代)に、素盞嗚尊(すさのおのみこと)という有名な神さまと同じ神さまとされる「牛頭天王(ごずてんのう)」を祀ったのが始まりといわれています。

また、この地を治めていた粟田氏(あわたし)が建てたとも伝わります。感神院新宮(かんじんいんしんぐう)や粟田天王宮(あわたてんのうぐう)と呼ばれましたが、明治になってから粟田神社と名前が変わりました。

粟田神社の前の道は旧東海道(きゅうとうかいどう)、東山道(とうさんどう)であり、古くからこの道をとおる人々が、旅の安全を祈ったり、無事を感謝したりして、粟田神社にお参りしました。そのため、旅行安全や交通安全のご利益で有名です。

 

粟田神社の見どころ

粟田神社の見どころについて、いくつかピックアップして紹介します。

 

境内からの眺め

粟田神社の境内(けいだい)から見える京都の景色はとてもキレイです。京都市内で最も高い愛宕山(あたごやま)、次いで高い比叡山(ひえいざん)のほか、五山の送り火(ござんのおくりび)のうち船形(ふながた)、左大文字(ひだりだいもんじ)が見えます。

ほかにも右の大文字が半分だけ見えるなど、京都市内の北側を眺められるポイントです。

 

紅葉のトンネル

粟田神社の参道は、ゆるやかな階段が続きますが、この階段は紅葉の穴場スポットです。紅葉が階段を覆っていますので、秋になると美しい紅葉のトンネルになります。階段下から眺めると、素晴らしい紅葉の景色が見れますので、ぜひ紅葉シーズンに参拝しましょう。

また、春の新緑(しんりょく)シーズンも、光り輝く緑の葉っぱがキレイなので、合わせておすすめいたします。

 

刀剣を作った職人を祀る鍛冶神社

境内にある鍛冶神社(かじじんじゃ)は、有名な刀(かたな)職人である三条小鍛冶宗近(さんじょこかじむねちか)や粟田口藤四郎吉光(あわたぐちとうしろうよしみつ)のほか、天目一箇神(あめのまひとつのかみ)を祀(まつ)っています。

祇園祭(ぎおんまつり)で毎年先頭を行く長刀鉾(なぎなたぼこ)の長刀(初代のもの)は、三条小鍛冶宗近(さんじょこかじむねちか)が作ったことで有名です。

粟田口藤四郎吉光(あわたぐちとうしろうよしみつ)は、特に短刀作りの名手として知られた人物です。天目一箇神(あめのまひとつのかみ)は日本神話に登場する製鉄の神さまです。刀が好きな人はぜひ参拝しましょう。

 

粟田神社のお役立ち情報

鍛冶神社
鍛冶神社

観光客のAさん
観光客のAさん
粟田神社に参拝するなら、どんなことを知っておくべきですか?

粟田神社のお役立ち情報をお伝えしますね。
神主さん
神主さん

粟田神社のお役立ち情報として以下内容を紹介します。ぜひ参考にしてください。

  • 粟田神社の御朱印やお守り
  • 祇園祭の山鉾の原型といわれる「剣鉾」

 

粟田神社の御朱印やお守り

粟田神社の御朱印
粟田神社の御朱印

粟田神社では、「粟田神社の御朱印」「鍛冶神社の御朱印」「合槌稲荷(あいづちいなり)神社の御朱印」「三日月」と書かれた御朱印、「一期一会(いちごいちえ)」と書かれた御朱印など、数多くの御朱印があります。

オリジナル御朱印帳も数種類用意されていますので、お好みの御朱印帳をゲットしましょう。

 

祇園祭の山鉾の原型といわれる「剣鉾」

粟田神社の剣鉾
粟田神社の剣鉾

粟田神社は、毎年10月に行われる粟田祭(あわたまつり)が有名です。10月の体育の日の前日に「出御祭(おいでまつり)・夜渡り神事(よわたりしんじ)」という行事が行われ、体育の日に「神幸祭(しんこうさい)・還幸祭(かんこうさい)」という行事が行われます。

また、10月15日に「例大祭(れいたいさい)」が行われ、これらをまとめて粟田祭(あわたまつり)と呼びます。

粟田祭に登場する剣鉾(けんほこ)は、長さ約8メートル、重さ約60キロの長い鉾(ほこ)で、祇園祭の山鉾(やまほこ)の原型といわれています。

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粟田神社の参拝情報

粟田神社の本殿
粟田神社の本殿

観光客のAさん
観光客のAさん
粟田神社の交通アクセスを教えて下さい。

参拝情報と合わせてお伝えしますね。
神主さん
神主さん

粟田神社の参拝情報として以下内容を紹介します。ぜひお出かけ前にチェックしておきましょう。

  • 粟田神社の拝観料や参拝時間
  • 粟田神社の交通アクセス
  • 粟田神社の駐車場情報
  • 粟田神社の地図

 

粟田神社の拝観料や参拝時間

粟田神社は境内自由散策で、参拝時間は8時半~17時です。

 

粟田神社の交通アクセス

粟田神社への交通アクセスは、地下鉄東西線「東山駅(ひがしやまえき)」および「蹴上駅(けあげえき)」から徒歩約7分です。バスの場合は、市バス「神宮道(じんぐうみち)」バス停から徒歩約5分です。

 

粟田神社の駐車場情報

粟田神社には参拝者専用の無料駐車場がありますが、とめられるのは3台だけですので、満車の場合は周辺のコインパーキングを利用しましょう。

 

粟田神社の地図

粟田神社の住所は「〒605-0051 京都市東山区粟田口鍛冶町1」です。地図を以下にて掲載しますので、参拝時の参考としてください。

【公式サイト】粟田神社

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まとめ

粟田神社は京都の東の出入口である粟田口(あわたぐち)に建てられており、旅行者が旅の安全を祈った神社です。境内からの景色や参道の紅葉など、美しい風景が見られる神社でもあります。10月に行われる粟田祭は歴史深く、ぜひご覧いただきたい京都の祭の1つとしておすすめですよ。