平等院は鳳凰堂中心の極楽の世界【京都の寺社100選】(京都市外)

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平等院(びょうどういん)に行かれたことはありますか?平等院は鳳凰堂(ほうおうどう)が有名で、10円玉のデザインに採用されたことでも知られています。この記事で詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

平等院の歴史や見どころをご紹介

平等院鳳凰堂
平等院鳳凰堂

観光客のAさん
観光客のAさん
平等院はどんなところですか?

平等院について詳しく紹介しますね。
お坊さん
お坊さん

平等院(びょうどういん)は京都府宇治市(うじし)にあるお寺で、宇治観光の中心的存在です。まずは平等院の歴史や見どころから紹介します。

 

平等院の歴史

平等院(びょうどういん)は、藤原頼通(ふじわらのよりみち)という公卿(くぎょう)が、父である藤原道長(ふじわらのみちなが)の別荘だった「宇治殿(うじどの)」を寺としたのが始まりです。

藤原一族によって立派に伽藍(がらん)が整えられましたが、戦争により衰退(すいたい)しました。室町時代に栄久(えいく)というお坊さんが復興してから、多くの宗派が関係したお寺です。

 

平等院の見どころ

平等院の見どころについて、いくつかピックアップして紹介します。

 

鳳凰堂と阿弥陀如来

平等院の鳳凰堂(ほうおうどう)は1053年(平安時代)に建てられました。池の中央にある島に建てられており、浮かんでいるように見えます。

阿弥陀如来(あみだにょらい)を祀(まつる)「阿弥陀堂(あみだどう)」なのですが、翼を広げた鳥のように見えることと、屋根の上に1対の鳳凰(ほうおう)が設置されていることから、江戸時代初め以降「鳳凰堂(ほうおうどう)」と呼ばれるようになりました。

中央に祀(まつ)られている阿弥陀如来(あみだにょらい)像は、平安時代を代表する仏師(ぶっし)「定朝(じょうちょう)」の作です。

実は、現在残っている仏像で、定朝(じょうちょう)が作ったことが確実に分かっているのはこの阿弥陀如来だけです。鳳凰堂も阿弥陀如来像も国宝(こくほう)に指定されています。

 

平等院庭園

平等院庭園は、平安時代を代表する浄土式(じょうどしき)の庭園です。つまり、極楽浄土(ごくらくじょうど)をモチーフとした庭園であり、「ここは極楽浄土なんだ」と思って拝観すると、非日常を味わえるでしょう。

平安時代に完成した最古の浄土庭園です。

 

平等院ミュージアム鳳翔館

平等院ミュージアム鳳翔館(ほうしょうかん)には、平等院が保有するさまざまな仏像をはじめ、貴重な品々が展示されています。

また、最新のデジタル技術を使った映像で平等院の解説も見れ、平等院をより深く理解できます。

 

平等院のお役立ち情報

平等院の藤
平等院の藤

観光客のAさん
観光客のAさん
平等院に参拝するなら、どんなことを知っておくべきですか?

平等院のお役立ち情報をお伝えしますね。
お坊さん
お坊さん

平等院のお役立ち情報として以下内容を紹介します。ぜひ参考にしてください。

  • 平等院は世界文化遺産の1つ
  • 10円玉や1万円札などお金との関係
  • 平等院は藤の名所
  • 平等院の御朱印

 

平等院は世界文化遺産の1つ

平等院は世界文化遺産(せかいぶんかいさん)に指定されています。世界文化遺産は世界的に見ても価値があるもので、京都には平等院を含め17の世界文化遺産が「古都京都の文化財」として、まとめて登録されています。

 

10円玉や1万円札などお金との関係

平等院の鳳凰堂は10玉のデザインに採用されており、多くの人が平等院で10円玉を取り出し、本物の景色と見比べています。

また、鳳凰堂の上に乗っている国宝の鳳凰(ほうおう)は、1万円札のデザインに採用されています。

 

平等院は藤の名所

平等院は藤(ふじ)の名所で、観音堂(かんのんどう)というお堂の横にある藤棚(ふじだな)では、約1万本の藤(ふじ)が咲き誇ります。

美しさに加えて良い香りをただよわせ、多くの参拝者を魅了します。例年の見頃は4月下旬~5月上旬です。

 

平等院の御朱印(集印)

平等院では御朱印ではなく、古くから「集印(しゅういん)」と呼んでいます。平等院の集印は「鳳凰堂(ほうおうどう)」と「阿弥陀如来(あみだにょらい)」の2種類があり、いずれも300円で書いていただけます。

オリジナルの集印帳も複数用意されていますので、お好みのものを選びましょう。

 

平等院の参拝情報

平等院の庭園と鳳凰堂
平等院の庭園と鳳凰堂

観光客のAさん
観光客のAさん
平等院の交通アクセスを教えて下さい。

参拝情報と合わせてお伝えしますね。
お坊さん
お坊さん

平等院の参拝情報として以下内容を紹介します。ぜひお出かけ前にチェックしておきましょう。

  • 平等院の拝観料や参拝時間
  • 平等院の交通アクセス
  • 平等院の駐車場情報
  • 平等院の地図

 

平等院の拝観料や参拝時間

平等院の拝観料は、庭園と平等院ミュージアム鳳翔館(ほうしょうかん)のセットで、大人600円、中高生400円、小学生300円となっています。鳳凰堂の内部拝観は別途300円必要です。

参拝時間は以下のとおりです。

庭園 8時半~17時半(17時15分受付終了)
鳳凰堂内部拝観 9時半~16時10分
平等院ミュージアム鳳翔館 9時~17時(16時45分受付終了)

 

平等院の交通アクセス

平等院への交通アクセスは、京阪電車(けいはんでんしゃ)「宇治駅(うじえき)」およびJR奈良線「宇治駅(うじえき)」からいずれも徒歩約10分です。

 

平等院の駐車場情報

平等院の南門前には観光駐車場(有料)がありますので、マイカーでの参拝も便利です。駐車場にはお土産物屋さんもありますので、帰りにはぜひお土産をチェックしましょう。

 

平等院の地図

平等院の住所は「〒611-0021 京都府宇治市宇治蓮華116」です。地図を以下にて掲載しますので、参拝時の参考としてください。

【公式サイト】世界遺産 平等院

【カテゴリー】同じカテゴリーの他の記事をお読みになりたい場合は、京都の寺社100選【京都市外】をご覧ください。

 

まとめ

平等院は10円玉のデザインになったお寺で、カッコイイな鳳凰堂や立派な阿弥陀如来(あみだにょらいぞう)、美しい浄土式庭園など見どころたっぷりです。また、鳳翔館も見ごたえ十分ですので、ゆっくり見学しましょう。世界文化遺産に数えられる平等院は、宇治観光の際に必ず行って欲しいお寺です。