3月の京都寺社巡り!春の観光におすすめは梅と早咲きの桜

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3月の京都といえば何を想像されますか?3月の京都は梅が見ごろであることと、早咲きの桜が美しく咲き誇るほか、大涅槃図(だいねはんず)が公開されるなどさまざまな行事があります。この記事で詳しく解説しますので、ぜひ観光の参考としてください。

3月におすすめする京都観光

しだれ梅(城南宮)
しだれ梅(城南宮)

京都の冬は底冷(そこび)えといって、体の芯(しん)まで冷える寒さが特徴です。そんな寒い冬が終わり、暖かくなってくる3月は、観光しやすい季節です。3月におすすめの京都観光について以下を紹介します。

  • 北野天満宮などで梅の花が見ごろ
  • 各寺院で公開される大涅槃図
  • 3月に見ごろとなる桜

 

北野天満宮などで梅の花が見ごろ

3月の京都は梅が見ごろです。北野天満宮(きたのてんまんぐう)〈上京区〉では、2月から3月にかけて、約1,500本の梅が咲き誇ります。

北野天満宮に祀(まつ)られている菅原道真(すがわらのみちざね)は、梅を愛したことで知られています。

また、城南宮(じょうなんぐう)〈伏見区〉の梅も見事です。2月中旬から3月中旬にかけて、たくさんのしだれ梅が咲き誇り、多くの観光客を魅了(みりょう)します。

ほかにも梅が美しいところはありますが、北野天満宮と城南宮の梅は必見です。

 

各寺院で公開される大涅槃図

3月の京都では、いくつかの寺院で大涅槃図(だいねはんず)の公開が行われます。涅槃図(ねはんず)とは、お釈迦様(おしゃかさま)が亡くなられた時の様子を描いたもので、3月に公開される涅槃図としては以下があります。

寺院 開催期間 特徴
真如堂(しんにょどう)〈左京区〉 3月1日~3月31日 魚類や虫など、日本最多の127種類の生物が描かれる
泉涌寺(せんにゅうじ)〈東山区〉 3月14日~3月16日 縦16メートル、横8メートルもある日本最大の涅槃図
東福寺(とうふくじ)〈東山区〉 3月14日~3月16日 縦が約12メートル、横が約6メートルで、猫が描かれた珍しい涅槃図
本法寺(ほんぽうじ)〈上京区〉 3月14日~4月15日 長谷川等伯(はせがわとうはく)の筆で国内最大級
西寿寺(さいじゅじ)〈右京区〉 3月のお彼岸(ひがん)中の1週間〈お彼岸とは、春分の日と秋分の日を挟んだ前後3日の計7日間のこと〉 江戸時代前期に納められた大涅槃図が公開される※要予約
酬恩庵一休寺(しゅうおんあんいっきゅうじ)〈京都府京田辺市〉 3月15日 南北朝時代、室町時代初期、江戸時代前期の3つの涅槃図が公開される

涅槃図巡りも面白いかも知れませんよ。

 

3月に見ごろとなる桜

春の京都は各地で美しい桜が咲き誇り、毎年多くの観光客で賑わいます。京都の桜は4月上旬から中旬が見ごろという人が多いですが、3月に見ごろとなる桜もあります。

以下は3月に見ごろとなる寺社ですので、ぜひ参考にしてください。

寺社 見ごろ
平野神社(ひらのじんじゃ)〈北区〉 3月中旬~4月下旬
本満寺(ほんまんじ)〈上京区〉 3月中旬~4月上旬
上品蓮台寺(じょうぽんれんだいじ)〈北区〉 3月下旬~4月上旬
常照寺(じょうしょうじ)〈北区〉 3月下旬~5月上旬

※ただし、年によっては見ごろが異なる場合があります。

このうち、平野神社は約60種類、計400本の桜があり、行くたびに違う種類の桜が咲き誇っています。京都有数の桜の名所ですので、ぜひ一度はご覧になってください。

 

3月開催の京都寺社イベント情報

3月下旬の清水寺
3月下旬の清水寺

3月に京都の寺社で行われる多くのイベント(行事)のうち、いくつかおすすめをピックアップします。ぜひ参考にしてください。

  • 各地で行われる「ひなまつり」
  • 清水寺の青龍会
  • 随心院のはねず踊り

 

各地で行われる「ひなまつり」

3月は京都各地で「ひなまつり」が行われます。2月28日~3月3日は、法住寺(ほうじゅうじ)〈東山区〉というお寺で、古い着物などで作られた雛(ひな)が吊り下げられます。

また、人形寺と呼ばれて親しまれている宝鏡寺(ほうきょうじ)〈上京区〉では、3月1日に舞(まい)などが行われ、皇室ゆかりの人形が4月3日まで展示されます。

松尾大社(まつのおたいしゃ)〈西京区〉では、3月3日前後の日曜日に「ひなまつり」が行われ、曲水(きょくすい)の庭で流しビナを見学できます。

ほかにも、市比賣神社(いちひめじんじゃ)〈下京区〉では、3月3日に「ひいなまつり」が行われ、平安時代の衣装を着た人たちが並ぶ「ひと雛」で知られています。

 

清水寺の青龍会

清水寺(きよみずでら)〈東山区〉では、3月14日~15日に、青龍会(せいりゅうえ)という行事が行われます。

観音(かんのん)さまの化身である龍が、清水寺の境内(けいだい)にある「音羽の滝(おとわのたき)」に、夜に現われて水を飲むという伝説を再現した行事です。

ダイナミックな龍が生き生きとした姿で動き、参拝者が穏やかで平和に過ごせるよう祈ります。

 

随心院のはねず踊り

随心院(ずいしんいん)〈山科区〉では3月の最終日曜日に「はねず踊(おど)り」が行われます。華やかな衣装をまとった少女たちによる踊りで、元々は田舎の子どもたちが家々を回って、門の中の庭で踊っていたようです。

昭和48年に復活し、現在にいたります。

 

3月の京都の気候と観光での注意点

北野天満宮の梅と青空
北野天満宮の梅と青空

3月の京都の気候について、以下情報をお伝えします。ぜひ京都観光の参考にしてください。

  • 3月の京都の気温
  • 3月におすすめの服装
  • 3月の京都観光ご注意点

 

3月の京都の気温

3月の京都は、最高気温の平均が14度、最低気温の平均が3度となっており、11度の差があります。昼間は春めいているものの、夜はまだまだ寒い季節です。

昼間に合わせた薄着で観光していると、夕方以降に寒く感じるでしょう。3月に京都で雨が降る日数の平均は9日で、3日に1回程度雨が降る計算となります。旅行際には折り畳み傘を持っていた方が良いでしょう。

 

3月におすすめの服装

3月におすすめの服装として、昼間は長袖シャツやニットで良いのですが、夜にはコートなど、もう1枚上に着れるものを用意しましょう。

もし、着物で京都観光する場合にも、羽織(はお)りの用意をおすすめします。

 

3月の京都観光ご注意点

さきほども伝えたように、昼間は春の暖かさを感じられる一方、夜はまだまだ冬の寒さです。気温差により風邪をひかないように気を付けましょう。

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まとめ

3月の京都は、梅が見ごろであるほか、早咲きの桜が咲き誇るシーズンです。梅と桜の両方を見れるタイミングですので、ぜひ各名所を巡りましょう。また、大涅槃図(だいねはんず)の公開や、ひなまつりなど、さまざまな行事が行われますので、この記事を参考にして楽しんでください。