お茶を楽しめる京都のお寺といえば?人気スポットの耳寄り情報

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京都のお寺でお抹茶をいただいたことはありますか?この記事では、お茶が飲める有名寺院や、庭園を眺めながらお抹茶を楽しめるおすすめスポット、茶室でお茶を飲めるところを紹介します。ちょっぴり贅沢気分が味わえる京都観光の参考にしてください。

お抹茶が飲める京都の有名寺院

お抹茶が飲める京都の有名寺院

観光客のAさん
観光客のAさん
有名寺院でお抹茶を飲みたいです。

お抹茶が飲めるお寺を紹介しますね。
お坊さん
お坊さん

京都のお寺では、お抹茶を出してくれるところがあります。まずはお抹茶が飲める有名寺院の中から、以下にておすすめ寺院を紹介します。

  • 茶道体験ができる高台寺
  • 南禅寺方丈庭園
  • 京都大原にある三千院

 

茶道体験ができる高台寺

京都市東山区にある高台寺(こうだいじ)は、豊臣秀吉を供養(くよう)するために妻である北政所(きたのまんどころ)が建てたお寺です。

のんびり歩いて楽しめる庭園や、見ごたえのある複数の茶室、そして秋の紅葉など、見どころの多いお寺です。そんな高台寺では茶道体験が可能です。

事前予約制ではあるものの、まったく初めての方でも大丈夫ということで、ハードルが低い茶道体験です。ぜひ歴史あるお寺で茶道を楽しみましょう。

【関連記事】高台寺はのんびり歩けるお庭が見事【京都の寺社100選】(東山区)

 

南禅寺方丈庭園

京都市左京区にある南禅寺(なんぜんじ)は臨済宗(りんざいしゅう)という宗派のお寺で、正しくは太平興国南禅禅寺(たいへいこうこくなんぜんぜんじ)といいます。

南禅寺の方丈(ほうじょう)という建物は、1611年(江戸時代)に御所の建物をもらって再建したもので、大方丈と小方丈で構成され、多くの部屋があり、昭和28年に国宝(こくほう)となりました。

方丈には抹茶専用の部屋があり、小さな滝のあるお庭を眺めながら、お茶をいただくことができます。格式高いお寺でいただくお茶は、上質な気持ちにさせてくれます。

【関連記事】南禅寺は京都五山の別格を誇る【京都の寺社100選】(左京区)

 

京都大原にある三千院

京都の大原(おおはら)にある三千院(さんぜんいん)は、見事な庭園と美しい仏像が必見のお寺で、大原(おおはら)を代表するお寺として多くの人から愛されている名所です。

三千院の客殿(きゃくでん)という建物には、聚碧園(しゅうへきえん)という見事な庭園があるのですが、その客殿でお抹茶をいただけるため、美しい聚碧園を眺めながらお茶を楽しむことができます。

お庭を眺めながらゆっくりとお茶を楽しめば、だんだん心が洗われていきますよ。

【関連記事】三千院は見事な庭園と仏像が必見【京都の寺社100選】(左京区)

 

極上の庭園とお抹茶を楽しめる名所

極上の庭園とお抹茶を楽しめる名所

観光客のAさん
観光客のAさん
庭園を眺めながらお抹茶が飲みたいです。

いくつかおすすめスポットを紹介します。
お坊さん
お坊さん

京都の名所でお抹茶をいただく際、どうせなら極上の庭園を眺めながら飲みたいものですよね?そこで、お抹茶が飲める名所の中で、特におすすめの庭園があるところを紹介します。

  • 宝泉院の盤桓園
  • 大徳寺高桐院の庭園
  • 庭園カフェが嬉しい無鄰菴

 

宝泉院の盤桓園

左京区大原にある宝泉院(ほうせんいん)は、800年以上の歴史を誇るお寺で、美しい雰囲気が時間を忘れさせてくれます。

宝泉院には五葉松(ごようまつ)という立派な松の木があり、客殿(きゃくでん)という建物から眺めるとその美しさが引き立ちます。

建物の柱と柱の空間を額縁(がくぶち)に見立てて眺めることで、絵のような庭園として見えるのですが、この庭園を盤桓園(ばんかんえん)と言います。

その意味は「立ち去りがたいという意味」です。お茶とお菓子をいただきながら、時間を忘れて本当にずっといてしまいたくなりますよ。

【関連記事】宝泉院は立ち去りがたいお庭が有名【京都の寺社100選】(左京区)

 

大徳寺高桐院の庭園

京都市北区の大徳寺(だいとくじ)は、20を超える塔頭(たっちゅう)寺院がある大きなお寺です。大徳寺(だいとくじ)は茶の湯文化と縁が深く、ほとんどの塔頭に茶室があるため「大徳寺の茶面(ちゃづら)」と呼ばれています。

大徳寺塔頭の1つである高桐院(こうとういん)は、細川藤孝(ほそかわふじたか)という戦国大名を弔(とむら)うお寺で、苔(こけ)が茂(しげ)った美しい参道や、客殿(きゃくでん)という建物前のお庭が見事です。

そんな高桐院ではお抹茶をいただけます。お抹茶の色と同じくらい青々とした苔庭を見ながら、のんびりとした時間を過ごせます。

【関連記事】大徳寺は多くの塔頭寺院が見応えあり【京都の寺社100選】(北区)

 

庭園カフェが嬉しい無鄰菴

お寺ではありませんが、おすすめのスポットとして無鄰菴を紹介します。京都市左京区にある無鄰菴(むりんあん)は、明治・大正時代の政治家である山縣有朋(やまがたありとも)の別荘で、日露戦争開戦前に行われた「無鄰菴会議」が行われた部屋があることで知られています。

そんな無鄰菴の庭園は、山縣有朋の指示で、七代目小川治兵衛(おがわじへえ)により作られました。三角形の狭い敷地でありながら、広大な自然風景に見える素晴らしい庭園です。

無鄰菴には庭園カフェがあります。カフェと名付けられているものの、その部屋は120年前に山縣有朋が庭を眺めたときのままです。

山形有朋と同じ目線で、180度広がる美しいパノラマ庭園を楽しめます。

【公式サイト】京都 東山・南禅寺界隈の傑作日本庭園 名勝無鄰菴 – カフェも

 

茶室でお抹茶が飲める京都のお寺

茶室でお抹茶が飲める京都のお寺

観光客のAさん
観光客のAさん
茶室でお抹茶が飲めるところはありますか?

はい、いくつかピックアップして紹介します。
お坊さん
お坊さん

茶室でお抹茶が飲めればとても贅沢(ぜいたく)だと思いませんか?ここでは茶室でお抹茶をいただける京都のお寺として、以下おすすめを紹介します。

  • 妙心寺退蔵院の大休庵
  • 泉涌寺来迎院の含翠軒
  • 圓徳院の小間

 

妙心寺退蔵院の大休庵

京都市右京区の妙心寺(みょうしんじ)は、塔頭(たちゅう)寺院が40を超え、組織運営が得意だといわれています。

妙心寺塔頭の1つである退蔵院(たいぞういん)は、国宝(こくほう)の「瓢鮎図(ひょうねんず)」で知られるお寺で、600年以上の歴史があります。

名勝庭園(めいしょうていえん)の元信の庭や、池泉回遊式庭園(ちせんかいゆうしきていえん)「余香苑(よこうえん)」はそれぞれ違った味わいで、こじんまりした入り口からは想像ができないくらい立派です。

そんな退蔵院には大休庵(だいきゅうあん)という茶室があり、お抹茶をいただきながら優雅なひとときを過ごせます。

【関連記事】妙心寺は46の塔頭がある大寺院【京都の寺社100選】(右京区)

 

泉涌寺来迎院の含翠軒

京都市東山区にある来迎院(らいごういん)は、泉涌寺(せんにゅうじ)塔頭の1つです。有名な仏師である運慶(うんけい)によるものと伝わる本尊(ほんぞん)の阿弥陀如来(あみだにょらい)や、空海(くうかい)ゆかりの三宝大荒神(さんぽうだいこうじん)などの仏像が知られています。

来迎院には含翠軒(がんすいけん)という茶室があり、忠臣蔵(ちゅうしんぐら)で知られる大石内蔵助(おおいしくらのすけ)が建てた茶室で、現在のものは大正時代に建て替えられたものです。

この茶室ではご希望によりお抹茶をいただけます。大石内蔵助たちが討ち入りの密談をしたと伝わる茶室でお茶をいただけば、特別感を感じられるでしょう。

ちなみに、この来迎院は京都大原にある来迎院とは別のお寺です。

【関連記事】泉涌寺は天皇家から深く信仰された【京都の寺社100選】(東山区)

 

圓徳院の小間

京都市東山区の圓徳院(えんとくいん)は、豊臣秀吉の奥さんである北政所(きたのまんどころ)が余生を過ごされたお寺です。

季節ごとに彩(いろど)る草花、美しい枯山水庭園、ダイナミックな北庭など、見どころたっぷりのお寺です。圓徳院では小間(こま)の茶席にてお抹茶をいただけます。

賢庭(けんてい)という作庭家(さくていか)が作り、歴代の作庭家の中でも名作庭家といわれている「小堀遠州(こぼりえんしゅう)」が手を加た名勝庭園(めいしょうていえん)の茶室で、美味しいお抹茶を味わいましょう。

【関連記事】圓徳院は北政所ねね終焉の地【京都の寺社100選】(東山区)

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まとめ

京都にはお茶が飲める有名寺院や、庭園を眺めながらお抹茶を楽しめるおすすめスポット、茶室でお茶を飲めるところがいくつもあります。

美味しいお茶と素晴らしい名所を同時に味わえば、贅沢な気分となるでしょう。ちょっぴり贅沢な京都観光の参考として、ぜひチェックしておいてください。