本ページはプロモーションが含まれています。定期更新していますが、拝観料や駐車料金が変わっている場合がありますのでご注意ください。

光悦寺は花札の坊主の景色が見られる【京都の寺社100選】(北区)

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

光悦寺(こうえつじ)をご存知ですか?北区の鷹峯(たかがみね)エリアにあるお寺で、紅葉の名所として知られています。また、花札の坊主(ぼうず)のモデルとなっている場所があるお寺としても知られています。詳しく解説しますので参考にしてください。

光悦寺の歴史や見どころをご紹介

光悦寺の歴史や見どころをご紹介

観光客のAさん
観光客のAさん
光悦寺はどんなところですか?

詳しく紹介しますね。
お坊さん
お坊さん

光悦寺(こうえつじ)は、その名のとおり本阿弥光悦(ほんあみこうえつ)という芸術家にゆかりのお寺です。本阿弥光悦は江戸時代初期の芸術家で、書道、陶芸、蒔絵(まきえ)、茶道など、さまざまな芸術分野で一流だったスーパーマンです。

書に関しては「寛永の三筆(かんえいのさんぴつ)」の1人と呼ばれて尊敬され、光悦流の祖と言われている人物です。そんな本阿弥光悦ゆかりの光悦寺の歴史や見どころから解説します。

 

光悦寺の歴史

光悦寺は、本阿弥光悦が徳川家康からもらい受けた鷹峯(たかがみね)というエリアに建てた「法華題目堂(ほっけだいもくどう)」に始まります。

本阿弥光悦はこの地に移り住んで「光悦村(こうえつむら)」という工芸の村を作りました。その後、日慈(にちじ)というお坊さんがお寺に改めて、法華題目堂から光悦寺という名前に変わったのです。

 

光悦寺の見どころ

光悦寺がある鷹峯(たかがみね)エリアは、観光客が比較的少ないため、のんびりと観光を楽しめます。紅葉シーズンでもない限り、光悦寺も人でごった返す心配はないので、ゆっくり参拝できるでしょう。そんな光悦寺の見どころを紹介します。

 

花札の坊主に描かれている鷹峯

花札の坊主に描かれている鷹峯
花札の坊主に描かれている鷹峯

花札において、通称で「坊主」と呼ばれている札を思い出してください。丸い山の上の赤い空に、大きなお月さまが描かれている絵札です。

実はこの坊主の絵札は鷹峯(たかがみね)という山がモデルといわれています。鷹峯とは山の名前ですが、この地のエリア名でもあります。

そして、光悦寺の境内(けいだい)からは美しい鷹峯の姿を見ることができ、鷹峯から上る名月の鑑賞ポイントとなっています。

月が見えない昼間でも美しい景色ですので、ぜひ花札のことを思い出しながらゆっくりご覧ください。

 

光悦垣

光悦寺には、本阿弥光悦が晩年を過ごしたといわれる大虚庵(だいきょあん)の敷地と、光悦寺を区切る垣根(かきね)が張り巡らされています。

この垣根は「光悦垣(こうえつがき)」と呼ばれる有名な垣です。竹を斜めに組み、平面的な部分と立体的な部分の調和がとれた光悦垣は、現在ではいろいろな場所で見ることができます。

 

三巴亭

光悦寺には、境内に7つの茶室があり、いずれも大正時代に建てられています。その1つの三巴亭(さんばてい)は大正10年に建てられた茶室で、仏壇(ぶつだん)には本阿弥光悦の木像を安置しています。

ちなみに「三巴」という言葉には「過去・現在・未来」の意味があると言われています。

 

光悦寺のお役立ち情報

光悦垣
光悦垣

観光客のAさん
観光客のAさん
光悦寺に参拝するなら、どんなことを知っておくべきですか?

光悦寺のお役立ち情報をお伝えしますね。
お坊さん
お坊さん

光悦寺のお役立ち情報として以下内容を紹介します。ぜひ参考にしてください。

  • 光悦寺は紅葉の名所
  • 光悦寺の所要時間
  • 光悦寺の御朱印

 

光悦寺は紅葉の名所

光悦寺は紅葉の名所として知られているお寺です。入り口から参拝受付までの細道は、紅葉のトンネルとなっており、多くの参拝者がため息交じり「キレイ」と声を上げる場所です。

また境内各所の紅葉や、鷹峯の紅葉も美しく、京都の隠れた紅葉穴場スポットとなっています。

 

光悦寺の所要時間

光悦寺の参拝所要時間はおよそ30分が目安です。境内各所や鷹峯をのぞむ景色など、ゆっくりとした時間を過ごしましょう。

 

光悦寺の御朱印

光悦寺の御朱印は「南無妙法蓮華経」と書かれたものを300円でいただけます。オリジナル御朱印帳も取り扱われています。

 

光悦寺の参拝情報

光悦寺の参拝情報

観光客のAさん
観光客のAさん
光悦寺の交通アクセスを教えて下さい。

参拝情報と合わせてお伝えしますね。
お坊さん
お坊さん

光悦寺の参拝情報として以下内容を紹介します。ぜひお出かけ前にチェックしておきましょう。

  • 光悦寺の拝観料や参拝時間
  • 光悦寺の交通アクセス
  • 光悦寺の駐車場情報
  • 光悦寺の地図

 

光悦寺の拝観料や参拝時間

光悦寺の拝観料は400円(紅葉シーズンは500円)です。拝観時間は8時~17時(紅葉シーズンは8時半~17時)で、11月10日~13日は拝観不可となっています。

 

光悦寺の交通アクセス

光悦寺への交通アクセスは市バス「鷹峯源光庵前(たかがみねげんこうあんまえ)」バス停から徒歩約3分です。

 

光悦寺の駐車場情報

光悦寺には15台ほどとめられる無料駐車場があります。ただし、紅葉シーズンは1時間300円必要です。交通の便がよくない場所なので、マイカーでの参拝者が有難がって活用しています。

 

光悦寺の地図

光悦寺の住所は「〒603-8466 京都府京都市北区鷹峯光悦町29」です。地図を以下にて掲載しますので、参拝時の参考としてください。

 

まとめ

光悦寺は本阿弥光悦ゆかりのお寺で、鷹峯の景色、光悦垣、紅葉などが有名です。京都市内中心部のような混雑はありませんので、ゆったりとした気持ちで参拝できるでしょう。ぜひ光悦寺のさまざまな見どころを堪能(たんのう)しながら、有意義な時間を過ごしてください。

当記事と同じカテゴリーの他の記事は、以下リンクにまとめてありますので、宜しければクリックしてご覧になってください。

【カテゴリー】同じカテゴリーの他の記事をお読みになりたい場合は、京都の寺社100選【北区】をご覧ください。

祇園辻利の「宇治茶と抹茶スイーツ」でホッコリ休憩しませんか?



京都祇園に本店を構える「祇園辻利」。抹茶好きなら知らない人はいない、京都でも老舗の宇治茶専門店です。

自宅にいながら老舗の味を楽しめる【祇園辻利・茶寮都路里オンラインショップ】 をご紹介します。

《他では味わえないおすすめポイント》
・最高の宇治茶をお届けする職人技
・1時間にわずか40グラムの奇跡!最高品質の抹茶をお届けするための独自製法
・名だたるパティシエが羨むほどに素材に応じた使い分けができる繊細な風味の差異をもつ抹茶を持っており、抹茶好きにはたまらない“質の高い”スイーツを提供

メディアで紹介された人気の抹茶スイーツ「Petitパフェ」や、抹茶スイーツの先駆者で行列が絶えない「宇治抹茶ロール」などをはじめ、人気NO.1の抹茶菓子「つじりの里・ぎおんの里」など、おすすめ盛沢山です。

他にもクリスマス、バレンタイン、母の日、敬老の日など、シーズナルで登場する限定商品にも注目ください♪