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「でかい」をテーマに京都寺社巡りをご提案 【人気のお寺・神社情報】

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

京都は、世界遺産や歴史的に有名な寺社が多い街で、観光スポットが多数あります。そんな京都で「でかい」をテーマにした寺社巡りを提案します。敷地がでかい、仏像がでかい、山門がでかいの3つに焦点を当て案内します。ぜひ参考にしてください。


敷地がでかい!お寺・神社の広さランキング

敷地がでかい!お寺・神社の広さランキング
上賀茂神社

観光客のAさん
観光客のAさん
大きな寺社を巡りたいです。

では、敷地が広い寺社を紹介しますね。
お坊さん
お坊さん

敷地が「でかい」おすすめの寺院を、ランキング形式で紹介します。京都寺社観光の参考としてください。

  • 3位:上賀茂神社
  • 2位:伏見稲荷大社
  • 1位:醍醐寺

 

3位:上賀茂神社

京都市北区にある上賀茂神社(かみがもじんじゃは、敷地面積が約23万坪もある、とても広い神社です。正面の大きな鳥居(とりい)をくぐると、開放的な参道があり、その奥には社殿(しゃでん)が点々と建てられています。

また、いくつもの社殿をぬうように、清らかな小川が流れ、散策していると心の浄化を感じられるでしょう。清らかな小川を横目に、境内の最も奥まで行くと、本殿(ほんでん)と権殿(ごんでん)が並んで立っており、本殿には賀茂別雷神(かもわけいかづちのかみ)という神さまが祀(まつ)られています。

ちなみに権殿とは、本殿の修復が必要な際に一時的に神さまを祀る社殿です。賀茂別雷神は、上賀茂神社の背後にある神山(こうやま)をかたどった、円すい形の「立砂(たてずな)」という砂に降りたたれます。

広い敷地の上賀茂神社で、賀茂別雷神の神秘性を感じながら、のんびり散策すると良いでしょう。

 

2位:伏見稲荷大社

京都市伏見区にある伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ)は、約26万坪の敷地面積をもち、その大部分が稲荷山(いなりやま)です。稲荷山は敷地がとても広く、甲子園球場の約22倍の面積を誇っています。

稲荷山には、信者さんから納められた赤い鳥居(とりい)が約1万基ほど立ち並んでおり、山頂まで約1時間ほどのルートが鳥居のトンネルとなっています。

幻想的な鳥居のトンネルが続く稲荷山は、国内旅行者だけでなく、外国人観光客からも絶大な人気を誇っており、さまざまな国の人で賑(にぎ)わっています。

全国に30,000社あるお稲荷さんの総本宮(そうほんぐう)というだけあって、スケールが大きな伏見稲荷大社ですので、ぜひ稲荷山も含め時間にゆとりを持って参拝してください。

 

1位:醍醐寺

京都市伏見区にある醍醐寺(だいごじ)は、真言宗醍醐派(しんごんしゅうだいごは)の総本山(そうほんざん)で、広大な醍醐山(だいごさん)に建てられています。

敷地面積は約200万坪もあり、山頂一帯の「上醍醐(かみだいご)」と、山のふもとの「下醍醐(しもだいご)」で構成されています。

上醍醐へは約1時間で登ることができ、山頂付近には醍醐味の名の由来となった「醍醐水」が今でも沸いています。

また、国宝(こくほう)の薬師堂(やくしどう)や清瀧宮拝殿(せいりゅうぐうはいでん)、重要文化財(じゅうようぶんかざい)の開山堂(かいざんどう)など、さまざまなお堂が建てられています。

下醍醐にも立派なお堂が数多く存在します。豊臣秀吉の命令によって建てられた金堂(こんどう)や、951年(平安時代)に建てられた五重塔はいずれも国宝です。

重要文化財のお堂も含め、立派なお堂が整然と立ち並んでいます。圧倒的な敷地の広さを誇る醍醐寺は、約10万点という圧倒的な数の文化財を保有しているお寺です。

 

門がでかい!京都の山門5選

門がでかい!京都の山門5選
東本願寺の御影堂門

観光客のAさん
観光客のAさん
門が大きいお寺を教えてください。

はい、おすすめを5か所紹介します。
お坊さん
お坊さん

数ある京都の寺院の中で、山門(さんもん)が「でかい」寺院として以下を紹介します。

  • 知恩院の山門
  • 南禅寺の山門
  • 仁和寺の二王門
  • 東福寺の山門
  • 東本願寺の御影堂門

 

知恩院の山門

京都市東山区にある知恩院(ちおんいん)の山門は、高さは24メートル、横が50メートルの巨大な門で、木造の門としては国内最大級です。

屋根瓦(やねがわら)が約7万枚使われているほか、外に掲(かか)げられている「華頂山」の額は畳2畳以上と、その大きさに驚かされます。

これほど大きな山門なのですが、20段ちょっとある石段の上に建てられているため、実際見物すると、さらに大きく感じられます。

上部にある仏堂(ぶつどう)という空間には、宝冠釈迦牟尼仏(ほうかんしゃかむにぶつ)や十六羅漢(じゅうろくらかん)などの仏像が並んでおり、内部は鮮やかな色を何色も使った「極彩色(ごくさいしき)」で描かれています。

 

南禅寺の山門

京都市左京区にある南禅寺(なんぜんじ)は、鎌倉時代からの歴史を持ち、格式高いお寺として知られています。

広い境内(けいだい)の中でひときわ存在感を放っているのが、日本三大門に数えられる山門(さんもん)です。

南禅寺の山門は、高さ約22メートルと巨大です。1295年(鎌倉時代)に建てられた山門は室町時代に焼失してしまいました。

しかし、1628年(江戸時代)、藤堂高虎(とうどうたかとら)という武将が大坂夏の陣(おおさかなつのじん)で亡くなった家来を弔(とむら)うために再建しました。それが現在の山門です。

南禅寺山門といえば「楼門五三桐(さんもんごさんのきり)」という歌舞伎(かぶき)に登場します。石川五右衛門(いしかわごえもん)が満開の桜を眺めて「絶景かな、絶景かな」というシーンはとても有名です。

 

仁和寺の二王門

京都市右京区にある仁和寺(にんなじ)の二王門(におうもん)は、「仁王門」とも書きます。高さ18.7メートルと大きな仁王門には、左右に立派な金剛力士像(こんごうりきしぞう)が、門番のように祀(まつ)られており、通る人々を見守っています。

初代の仁王門はいつ建てられたのか定かではありませんが、現在の仁王門は江戸時代に建てられました。知恩院や南禅寺の三門が禅宗(ぜんしゅう)の様式であるのに対し、仁和寺の仁王門は平安時代の伝統を引き継ぐ和様(わよう)の様式で建てられています。

 

東福寺の山門

京都市東山区にある東福寺(とうふくじ)は、「伽藍面(がらんづら)」と呼ばれるほど立派な伽藍(がらん)が建ち並んでいます。

境内南側にある山門は、室町時代に再建されたもので、高さ約22メートルと巨大です。普段は登ることができませんが、特別拝観の時期には見学可能です。山門からの景色は絶景ですので、ぜひ機会があれば登ってみてください。

山門の内部には宝冠釈迦如来像(ほうかんしゃかにょらいぞう)や十六羅漢像(じゅうろくらかんぞう)などの仏像などが安置されており、天井や柱は色鮮やかな極彩色で描かれています。

 

東本願寺の御影堂門

京都市下京区にある東本願寺(ひがしほんがんじ)には、御影堂(ごえいどう)という世界最大級の木造建築があります。

東本願寺の入り口に立つ御影堂門(ごえいどうもん)は、世界最大級の御影堂にふさわしく大きな門です。高さ27メートル、正面が21メートル、側面が13メートルで、木造建築の山門としては世界最大級です。

また、木造建築の二重門(にじゅうもん)〈2階建の門の一つ〉としては日本一の高さを誇っており、たいへん立派な姿をしています。

【関連記事】京都三大三門ってどのお寺?実は5つある理由や山門との違いを紹介

 

仏像がでかい!おすすめの穴場スポット

仏像がでかい!おすすめの穴場スポット
霊山観音

観光客のAさん
観光客のAさん
京都に大きな仏像ってありますか?

はい、ありますよ。いくつか紹介しますね。
お坊さん
お坊さん

 

仏像の穴場スポットを「でかい」というテーマに絞って紹介します。大きな仏像が見たい人はぜひ参考にしてください。

  • 高さ24メートルの「霊山観音」
  • 知る人ぞ知る「御室大仏」
  • 戒光寺の巨大な「釈迦如来像」

 

高さ24メートルの「霊山観音」

京都市東山区にある高台寺(こうだいじ)のほど近くに、遠目で見ても大きな霊山観音(りょうぜんかんのん)があります。

霊山観音は、1955年に帝産グループの創設者である石川博資(いしかわひろすけ)さんによって建てられました。

その全体の高さは24メートル、顔の大きさ6メートル、眉毛が1メートル10センチ、目が1メートル、鼻が1メートル6センチ、口が90センチと巨大な観音さまです。

そんな巨大な観音さまですが、実は胎内(たいない)に入ることができます。中には干支(えと)の守り本尊(ほんぞん)が安置されていますので、自身の干支を見つけたら、ぜひお参りしてください。

また右手を触れながら、右回りに3周まわると願い事が叶うという巨大な「願いの玉」もありますので、試してみてはいかがでしょうか。

 

知る人ぞ知る「御室大仏」

京都市右京区にある轉法輪寺(てんぽうりんじ)には、高さ約7.5メートルの巨大な阿弥陀如来像(あみだにょらいぞう)があります。

座わっている仏像の中では京都随一の大きさで、御室大仏(おむろだいぶつ)と呼ばれて親しまれています。

また、足元に置かれている木魚(もくぎょ)も大きく、その大きさは日本で2番目とのことです。知る人ぞ知る穴場のお寺ですが、通常非公開のお寺であるため、特別拝観が行われる時のみ見学ができます。

 

戒光寺の巨大な「釈迦如来像」

京都市東山区にある戒光寺(かいこうじ)は、鎌倉時代の仏師(ぶっし)である運慶(うんけい)と湛慶(たんけい)親子が作った丈六釈迦如来像(じょうろくしゃかにょらいぞう)が安置されています。

丈六(じょうろく)とは一丈六尺(いちじょうろくしゃく)という大きさのことで(約4.8メートル)、お釈迦様の身長がこの丈六サイズだとされています。

戒光寺の釈迦如来像は身長約5.4メートルで、台座から光背(こうはい)という後ろの部分も含めると、約10メートルあります。

後水尾天皇(ごみずのおてんのう)<天皇在位:1611年(江戸時代)~1629年(えどじだい)>が即位前、暗殺者に寝首をかかれそうになった際、この釈迦如来が身代わりになったと伝わります。

像の首の辺りから何か流れている様に見えるのは血の跡だとされ、「首や喉の悪いところを治してくださる仏さま」「悪いことの身代わりになってくださる仏さま」として、たくさんの人に厚く信仰されています。

【外部リンク】トップページ – 丈六 戒光寺

 

まとめ

「でかい」をテーマに、京都の敷地・門・仏像を紹介しましたが、興味深い寺社はあったでしょうか?もし気になる寺社があれば、実際に行って大きさを体感して欲しいと思います。歴史の重みに加え、京都の寺社のスケールをぜひ味わってください。

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