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京都でドラマのロケ地となった場所 【人気のお寺・神社関連情報】

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京都でドラマのロケ地といえば、どこを思い浮かべますか?京都は数え切れないほどロケ地として使われていますが、この記事では寺社に特化し、特に有名な撮影スポットを紹介します。ぜひ撮影スポット巡りの参考としてください。

サスペンスドラマ「科捜研の女」のロケ地(京都)

サスペンスドラマ「科捜研の女」のロケ地(京都)

観光客のAさん
観光客のAさん
科捜研の女のロケ地を知りたいです。
はい、分かる範囲ですがお伝えします。
お坊さん
お坊さん

「科捜研の女(かそうけんのおんな)」は、テレビ朝日・東映が制作したサスペンスドラマシリーズで、科学を武器として犯罪に立ち向かう、法医研究員の姿を描いています。

主演は沢口靖子(さわぐちやすこ)さんです。京都における「科捜研の女(かそうけんのおんな)」のロケ地として以下を紹介します。

  • サスペンスドラマの定番「南禅寺水路閣」
  • 京都市右京区にある「西方寺」
  • 六孫王ゆかりの「六孫王神社」
  • 十三参りで知られる「法輪寺」

 

サスペンスドラマの定番「南禅寺水路閣」

「科捜研の女 Season21」で、倉橋拓也という登場人物が、主人公のマリコに電話をかけたお寺は南禅寺です。また、南禅寺の奥にある水路閣(すいろかく)も撮影に使われました。

南禅寺は臨済宗(りんざいしゅう)という宗派のお寺で、正しくは太平興国南禅禅寺(たいへいこうこくなんぜんぜんじ)といいます。南禅寺を向かって右奥に歩いていくと、水路閣(すいろかく)があります。

水路閣とは滋賀県の琵琶湖(びわこ)から流れる人口の水路「疎水(そすい)」が分かれた橋です。赤レンガ作りの橋の上に水が流れています。

明治時代に完成した全長93.2メートルの水路閣は、サスペンスドラマの撮影場所として有名で、隠れた京都観光スポットとして人気となっています。

【関連記事】南禅寺は京都五山の別格を誇る【京都の寺社100選】(左京区)

 

京都市右京区にある「西方寺」

蒲原という登場人物が、土門という登場人物に、マリコの異動話をしたロケ地は、西方寺(さいほうじ)の前です。

この西方寺は京都市右京区にあるお寺で、映画村の近くにあります。「苔寺(こけでら)」の通称で親しまれている西京区の「西芳寺(さいほうじ)」とは別のお寺です。

 

六孫王ゆかりの「六孫王神社」

梅島涼介という登場人物が、宮越優真という登場人物と中垣淳之という登場人物の関係を話したのは、京都市南区にある六孫王神社(ろくそんのうじんじゃ)です。

源氏(げんじ)の祖先といわれる六孫王「源経基(みなもとのつねもと)」を祀(まつ)っています。

源経基は、清和天皇(せいわてんのう)〈在位:858年(平安時代~876年(平安時代)〉の六男の息子で、六男の六と天皇の孫ということで「六孫王」と呼ばれました。

【外部リンク】六孫王神社

 

十三参りで知られる「法輪寺」

法輪寺(ほうりんじ)も「科捜研の女」のロケ地となりました。法輪寺は有名観光スポットである嵐山の渡月橋(とげつきょう)近くにあり、十三参り(じゅうさんまいり)や針供養(はりくよう)で有名です。

京都には上京区にも「だるま寺」と呼ばれる法輪寺がありますが別のお寺です。

法輪寺には広い舞台があり、そこから嵯峨野(さがの)エリアを中心に、京都市内を一望できます。京都のおすすめ絶景スポットの1つであるほか、8月16日に行われる五山の送り火のおすすめスポットでもあります。

【関連記事】法輪寺は十三参りで有名!【京都の寺社100選】(西京区)

 

ドラマシリーズ「赤い霊柩車」のロケ地(京都)

ドラマシリーズ「赤い霊柩車」のロケ地(京都)

観光客のAさん
観光客のAさん
赤い霊柩車のロケ地も教えてください。
はい、いくつか紹介しますね。
お坊さん
お坊さん

「赤い霊柩車シリーズ(あかいれいきゅうしゃシリーズ)」は、大映テレビ・フジテレビ製作の2時間ドラマシリーズで、主演は片平(かたひら)なぎささんです。

京都における「赤い霊柩車シリーズ」のロケ地として以下を紹介します。

  • オープニングでお馴染みの「化野念仏」
  • 葬儀シーンの「妙顕寺」
  • 八坂通りにある「八坂庚申堂」

 

オープニングでお馴染みの「化野念仏」

「赤い霊柩車」のオープニングでお馴染(なじ)みなのが、化野念仏寺(あだしのねんぶつじ)です。

かつて京都には亡くなった人のご遺体を運び、野ざらしにする「風葬の地(ふうそうのち)」が3箇所ありました。そのうちの1つがこの化野(あだしの)です。

化野念仏寺はかつての風葬の地(ふうそうのち)にあり、約1,200年の歴史があるお寺です。

化野念仏寺にある「西院の河原(さいのかわら)」には、約8,000体の石仏や石塔(せきとう)が並んでおり、この一帯に葬られた人たちのお墓となっています。

【関連記事】化野念仏寺はかつての風葬の地【京都の寺社100選】(右京区)

 

葬儀シーンの「妙顕寺」

上京区にある妙顕寺(みょうけんじ)は、「赤い霊柩車」のロケ地として使われています。

妙顕寺は京の都に建てられた、法華経(ほっけきょう)の最初の道場(ほっけどうじょう)<仏をまつり仏の教えを説く所>で、桜や紅葉の名所として知られています。

また、味わいがある4つの庭園を備えており、江戸時代の芸術家「尾形光琳(おがたこうりん)」など、有名芸術家と縁の深い庭園です。

「赤い霊柩車」では、お葬式のシーンで山門(さんもん)が映されています。

【外部リンク】妙顕寺

 

八坂通りにある「八坂庚申堂」

主人公である石原明子と、婚約者の黒沢春彦のデートシーンとして、八坂(やさか)通りがよく出てきます。

八坂の塔(やさかのとう)と呼ばれて親しまれる「法観寺(ほうかんじ)五重の塔(ごじゅうのとう)」は、たいへんテレビ映えする立派な塔です。

そんな八坂通り沿いにある「八坂庚申堂(やさかこうしんどう)」もロケ地です。正式には金剛寺(こんごうじ)という天台宗のお寺で、カラフルな「くくり猿」が有名です。

【関連記事】カラフルな寺「八坂庚申堂」をご紹介!京都の寺社100選【番外編】

 

映画るろうに剣心のロケ地(京都)

映画るろうに剣心のロケ地(京都)

観光客のAさん
観光客のAさん
るろうに剣心のロケ地も多いのですね。
はい、多いですよ。判別しているところを、いくつか紹介します。
お坊さん
お坊さん

「るろうに剣心」は、週刊少年ジャンプに連載された人気漫画で、アニメ化や実写映画化など、さまざまな形で放映されています。

ここでは、京都における「映画るろうに剣心」のロケ地として、判明しているところを紹介いたします。

  • 薫出会うワンシーンの「仁和寺」
  • 警視庁門前となった「西本願寺」
  • 片腕のない侍が走った「妙心寺」
  • 薫が剣心を探した「隨心院」

 

薫出会うワンシーンの「仁和寺」

仁和寺(にんなじ)は、主人公の剣心(けんしん)が、ヒロインの薫(かおる)と出会うワンシーンが撮影された場所です。また、左之助(さのすけ)が前川道場に走っていくシーンも撮影されました。

そんな仁和寺は1100年以上の歴史あるお寺で、広い敷地に歴史ある建物ズラリと並んでいます。

皇室とゆかりの深い門跡寺院(もんぜきじいん)で、出家後の宇多法皇(うだほうおう)〈天皇在位:887年(平安時代)~897年(平安時代)〉が住んでいたため、「御室御所(おむろごしょ)」と呼ばれました。

明治時代以降は皇室関係者が住職にならなかったため、「旧御室御所(きゅうおむろごしょ)」と呼ばれています。

【関連記事】仁和寺は格式のある旧御室御所【京都の寺社100選】(右京区)

 

警視庁門前となった「西本願寺」

西本願寺(にしほんがんじ)は、るろうに剣心のロケ地として、警視庁門前として設定されました。

「The Final」で、警官に連行される「雪代縁(ゆきしろえにし)」を、清国(しんこく)の領事館員(りょうじかんいん)が迎えに来ている場面で使われています。

西本願寺は浄土真宗(じょうどしんしゅう)という宗派のお寺で、数ある派閥(はばつ)のうち本願寺派(ほんがんじは)に属しています。

阿弥陀堂(あみだどう)・御影堂(ごえいどう)・国宝(こくほう)の唐門(からもん)など、見ごたえのあるお堂が立ち並んでいます。

【関連記事】西本願寺は浄土真宗本願寺派のお寺【京都の寺社100選】(下京区)

 

片腕のない侍が走った「妙心寺」

映画のオープニングで、片腕のない侍(さむらい)が走っているシーンのロケ地が、妙心寺(みょうしんじ)です。

妙心寺(みょうしんじ)は京都市右京区の花園(はなぞの)という地域にあり、江戸時代に建てられた「仏殿(ぶつでん)」、天井の龍の絵が見事な「法堂(はっとう)」、重要文化財(じゅうようぶんかざい)の「大方丈(おおほうじょう)」、明智光秀(あけちみつひで)を弔(とむら)うために建てられた「浴室(よくしつ)」など、さまざまな見どころがあります。

また、40以上の塔頭(たっちゅう)が集まっているお寺で、その規模の大きさを伺わせます。

【関連記事】妙心寺は46の塔頭がある大寺院【京都の寺社100選】(右京区)

 

薫が剣心を探した「隨心院」

京都市山科区(やましなく)にある随心院(ずいしんいん)では、鯨波(くじらなみ)との戦い後、剣心が全速力で神谷道場に走っていくシーンのほか、片腕のない侍(さむらい)が走っているシーンが撮影されました。

随心院(ずいしんいん)は真言宗(しんごんしゅう)という宗派のお寺で、平安時代の歌人にして絶世の美女といわれた「小野小町(おののこまち)」が住んでいたと伝わります。

カラフルな「極彩色梅匂小町絵図(ごくさいしきうめいろこまちえず)」という襖絵(ふすまえ)や、小野小町が化粧をしたとされる「化粧の井戸(けわいのいど)」など、多くの見どころがあるお寺です。

【関連記事】随心院は小野小町ゆかりと伝わる【京都の寺社100選】(山科区)

 

まとめ

京都は多くの場所で撮影が行われているため、映画のロケ地は無数にありますが、ここでは寺社の中で判別しているロケ地を紹介させていただきました。ぜひ映画やドラマをチェックした上で、ロケ地巡りを楽しんでください。

【カテゴリー】同じカテゴリーの記事をお読みになりたい場合は、京都寺社関連の雑記をご覧ください。

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