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のんびり京都観光おすすめ寺社ランキング!ぼーっとできる場所をご紹介

この記事を読むのに必要な時間は約 9 分です。

京都観光するのなら、のんびり寺社巡りをしたいものですよね?この記事ではたくさん名所を巡るのではなく、少ない行先でのんびり楽しむ寺社観光を提案します。ぜひ参考にしていただき、ゆったりとした京都の時間をお過ごしください。

のんびり観光に最適な寺社ランキング

のんびり観光に最適な寺社ランキング

観光客のAさん
観光客のAさん
せかせかした観光ではなく、のんびり観光したいのですが、どこがいいですか?
のんびりとした観光におすすめの寺社を、ランキング形式で紹介します。
お坊さん
お坊さん

のんびりと京都観光するためには、混雑しないことや名所間での移動が少ないことがポイントです。広い境内(けいだい)を持つ寺社をじっくり巡ったり、塔頭(たっちゅう)寺院を巡ったりすることで、移動距離を大幅に減らせます。

それらを念頭に、京都ガイドイベントを主宰する著者が、のんびり観光に最適な寺社をランキング形式で紹介します。

  • 5位:敷地面積が広大な「醍醐寺」
  • 4位:40以上の塔頭を持つ「妙心寺」
  • 3位:京都五山の別格「南禅寺」
  • 2位:重森三玲の庭園が素晴らしい「東福寺」
  • 1位:塔頭巡りで半日過ごせる「大徳寺」

 

5位:敷地面積が広大な「醍醐寺」

5位:敷地面積が広大な「醍醐寺」

醍醐寺(だいごじ)は、市内中心部の観光地に比べると観光客が少ない上、敷地面積が広いため、のんびり参拝することができます。

醍醐寺といえば桜の名所として有名ですが、桜シーズンを外せば人ゴミを気にする必要はありません。また、立派なお堂が立ち並ぶほか、塔頭寺院の三宝院(さんぽういん)や、貴重な宝物がある霊宝館(れいほうかん)など、多くの見どころがあります。

ちなみに、醍醐寺は醍醐山(だいごさん)の上の「上醍醐(かみだいご)」と、醍醐山ふもとの下醍醐(しもだいご)で構成されています。

約1時間ほど山登りをすると、醍醐寺始まりの地である上醍醐がありますが、のんびりと観光したい人は、下醍醐だけで十分楽しめます。

 

4位:40以上の塔頭を持つ「妙心寺」

4位:40以上の塔頭を持つ「妙心寺」

妙心寺(みょうしんじ)は、46の塔頭(たっちゅう)があるお寺で、観光客でごった返すということはありませんので、のんびりと散策することができます。

天井の雲龍図(うんりゅうず)が立派な法堂(はっとう)というお堂や、明智光秀(あけちみつひで)を弔(とむら)うために建てらた 浴室(よくしつ)など、ゆっくり見物すると良いでしょう。

普段から拝観できる塔頭寺院としては、国宝(こくほう)の「瓢鮎図(ひょうねんず)」で知られる退蔵院(たいぞういん)がおすすめです。

ほかにもコケの美しい「阿吽庭(あうんてい)」で知られる大心院(だいしんいん)や、四つの名勝庭園(めいしょうていえん)を持つ桂春院(けいしゅんいん)なども見ごたえがあります。半日ほどかけてゆったりと楽しみましょう。

 

3位:京都五山の別格「南禅寺」

3位:京都五山の別格「南禅寺」

臨済宗(りんざいしゅう)のお寺には、室町時代に始まった「五山・十刹(ござん・じっさつ)」という格付け制度があります。カンタンにいうとお寺のランキングです。

京都五山によると、南禅寺(なんぜんじ)は1位よりも上の別格として扱われており、その格式の高さを表しています。

そんな南禅寺にある方丈(ほうじょう)は、大方丈と小方丈で構成され、大方丈の前にある庭園は小堀遠州(こぼりえんしゅう)という作庭家によるものです。

通称で「虎の子渡しの庭(とらのこわたしのにわ)」と呼ばれています。南禅寺の周りには、枯山水庭園(かれさんすいていえん)池泉回遊式庭園(ちせんかいゆうしきていえん)を備えた天授庵(てんじゅあん)という塔頭があり、紅葉の名所として知られています。

また、南禅寺に準じるお寺<別院(べついん)>の南禅院(なんぜんいん)は、鎌倉時代末期を代表する池泉回遊式庭園(ちせんかいゆうしきていえん)を備えています。

さらに、小堀遠州による「鶴亀の庭(つるかめのにわ)」で知られる金地院(こんちいん)もおすすめです。南禅寺と塔頭を巡って、その風格をのんびり味わいましょう。

 

2位:重森三玲の庭園が素晴らしい「東福寺」

2位:重森三玲の庭園が素晴らしい「東福寺」

東福寺(とうふくじ)は、紅葉シーズンを除けば、のんびりと観光が可能です。東福寺と周辺の塔頭寺院では、有名な作庭家(さくていか)である重森三玲(しげもりみれい)のお庭を楽しめます。

東福寺方丈(ほうじょう)のダイナミックな庭園や、独特の世界観に引き込まれる霊雲院(れいうんいん)の庭園、ずっと眺めたくなる光明院(こうみょういん)の庭園など、重森三玲による枯山水庭園をたっぷりの味わえます。

また、水墨画(すいぼくが)で有名な雪舟(せっしゅう)による芬陀院(ふんだいん)の庭園もおすすめです。芬陀院の庭園は重森三玲が復元しており、東福寺と塔頭巡りは、重森三玲巡りといえます。

東福寺周辺だけで完結するため、移動距離が短く、それぞれの庭園をゆっくり鑑賞できるでしょう。

 

1位:塔頭巡りで半日過ごせる「大徳寺」

1位:塔頭巡りで半日過ごせる「大徳寺」(中見出し)

大徳寺(だいとくじ)には20を超える塔頭があり、大徳寺だけで完結する塔頭巡りがおすすめです。素晴らしい塔頭があるにもかかわらず、それほど観光客が多くないので、ゆったりのんびり巡ることができます。

おすすめの塔頭は高桐院(こうとういん)、大仙院(だいせんいん)、瑞峯院(ずいほういん)、龍源院(りょうげんいん)です。

高桐院(こうとういん)は、細川藤孝(ほそかわふじたか)という戦国大名を弔(とむら)うお寺です。苔(こけ)が茂(しげ)った美しい参道や、客殿(きゃくでん)という建物前のお庭が見事です。

大仙院(だいせんいん)にある大仙院書院庭園(だいせんいんしょいんていえん)と大仙院庭園(だいせんいんていえん)は、いずれも見ごたえのある枯山水庭園(かれさんすいていえん)で、険しい山から大きな海までを岩や砂で表現しています。

瑞峯院(ずいほういん)には、重森三玲(しげもりみれい)がつくった独坐庭(どくざてい)という庭園があり、不老不死の仙人が住むと伝わる「蓬莱山(ほうらいさん)」から水が流れ、大きな海になる姿を表現しています。

龍源院(りょうげんいん)は、大徳寺中で最も古い塔頭です。こちらも庭園が見どころで、複数の枯山水庭園があります。それぞれの塔頭で、ゆったりした時間を過ごしましょう。

 

知られざる京都の穴場おすすめコース

知られざる京都の穴場おすすめコース
圓光寺
観光客のAさん
観光客のAさん
あまり人が知らない名所を、のんびりめぐりたいです。
のんびり観光できるおすすめの穴場を紹介します。
お坊さん
お坊さん

のんびり観光ができる京都をテーマに、おすすめの穴場コースをいくつか紹介します。ぜひ順番に巡ってみてください。

  • 圓光寺・詩仙堂・金福寺をのんびり巡る
  • 来迎院・実光院・勝林院・宝泉院の大原穴場巡り
  • 常照寺・源光庵・光悦寺の鷹峯のんびりコース

 

圓光寺・詩仙堂・金福寺をのんびり巡る

穴場をのんびり巡るなら、まずは圓光寺(えんこうじ)がおすすめです。京都市左京区にある圓光寺は、紅葉と新緑の穴場スポットであるほか、絶景スポットとしても人気です。紅葉シーズン以外は観光客が少ないので、のんびりと参拝できるでしょう。

圓光寺から徒歩4分のところには、詩仙堂(しせんどう)があります。詩仙堂は石川丈山(いしかわじょうざん)という文人(ぶんじん)が過ごした山荘跡で、庭園が素晴らしいお寺です。

静けさの中に鳴り響く「ししおどし」の音を聞きながら、美しい庭園を眺めましょう。詩仙堂から徒歩5分ほどのところには、金福寺(こんぷくじ)というお寺があります。

俳詣(はいかい)の聖地といわれる金福寺には、江戸時代の俳諧師である松尾芭蕉(まつおばしょう)にちなんだ「芭蕉庵(ばしょうあん)」が建てられています。

一時期廃れてしまったものの、江戸時代の俳人・画家である与謝蕪村(よさぶそん)が再興させました。金福寺は庭園も美しいので、ぜひ足を延ばしましょう。

《おすすめのモデルコース》

「一乗寺下り松」バス停→(徒歩約10分)→圓光寺→(徒歩約4分)詩仙堂→(徒歩約5分)→金福寺→(徒歩約13分)→叡山電鉄「一乗寺駅」

 

来迎院・実光院・勝林院・宝泉院の大原穴場巡り

左京区大原(おおはら)は三千院(さんぜんいん)が有名ではありますが、三千院以外の所でゆっくりと穴場巡りをするのもおすすめです。

京都バス大原バス停から徒歩14分ほどのところにある来迎院(らいごういん)は、素晴らしい仏像を見ることができます。薬師如来坐像(やくしにょらいざぞう)・釈迦如来坐像(しゃかにょらいざぞう)・阿弥陀如来坐像(あみだにょらいざぞう)の3体が、本尊として祀(まつ)られています。

来迎院から徒歩約10分の実光院(じっこういん)では、契心園(けいしんえん)と旧理覚院庭園(りかくいんていえん)という美しい庭園を楽しめます。

また、実光院から徒歩1分の勝林院(しょうりんいん)もおすすめの穴場スポットで、立派な阿弥陀如来(あみだにょらい)は必見です。

さらに、勝林院から徒歩約1分の宝泉院(ほうせんいん)も、庭園の名所として知られています。立ち去りがたいと言われる宝泉院の盤桓園(ばんかんえん)は、時間を忘れさせてくれるでしょう。

《おすすめのモデルコース》

京都バス「大原バス停」→(徒歩約14分)→来迎院→(徒歩約10分)→実光院→(徒歩約1分)→勝林院→(徒歩約1分)→宝泉院京都バス→(徒歩約7分)→「大原バス停」

 

常照寺・源光庵・光悦寺の鷹峯のんびりコース

京都市北区の鷹峯(たかがみね)という地域は、常照寺(じょうしょうじ)、源光庵(げんこうあん)、光悦寺(こうえつじ)など、のんびり巡れる穴場が多いです。

常照寺(じょうしょうじ)は、絶世の美女とうたわれた2代目吉野太夫(よしのだゆう)ゆかりのお寺です。2代目吉野太夫が常照寺に寄付した「吉野の赤門」とう山門(さんもん)や「吉野窓」という茶室の窓が有名です。また、桜や紅葉、紫陽花の穴場スポットとしても知られています。

常照寺から徒歩2分のところにある源光庵(げんこうあん)は、本堂にある「悟りの窓」と名付けられた丸い窓と、「迷いの窓」と名付けられた四角い窓が有名であるほか、血天井(ちてんじょう)でも知られるお寺です。

血天井は、反徳川軍に攻めら自害した鳥居元忠(とりいもとただ)や家臣たちの血のあとが付いた天井です。廊下の板を天井に張り、彼らの霊を弔って(とむらって)いるのがこの血天井です。

源光庵から徒歩1分のところには、本阿弥光悦(ほんあみこうえつ)という芸術家にゆかりの光悦寺(こうえつじ)があります。

光悦寺は紅葉の名所として知られているほか、花札の坊主(ぼうず)のモデルとなっている場所があるお寺としても知られています。いずれも観光客は比較的少なく、ゆっくりと巡ることができる名所です。 

《おすすめのモデルコース》

「鷹峯源光庵前」バス停→(徒歩約2分)→常照寺→(徒歩約2分)→源光庵→(徒歩約1分)→光悦寺→(徒歩約2分)→「鷹峯源光庵前」バス停

 

お寺以外でぼーっとできる場所

お寺以外でぼーっとできる場所

観光客のAさん
観光客のAさん
たまには、寺社以外でぼーっとしてみたいです。
では、寺社以外でおすすめスポットを紹介します。
お坊さん
お坊さん

京都には神社やお寺以外にも、のんびり過ごせる場所があります。ここでは、ぼーっとできるおすすめスポットとして以下を紹介します。

  • 山縣有朋の別荘「無鄰菴」
  • 絶景スポットの「将軍塚展望台」
  • 街中を流れる「鴨川の川岸」
  • 渡月橋周辺の「桂川の川岸」
  • 京都市民の憩いの場「京都御苑」

 

山縣有朋の別荘「無鄰菴」

山縣有朋の別荘「無鄰菴」

京都市左京区にある無鄰菴(むりんあん)は、明治・大正時代の政治家である山縣有朋(やまがたありとも)の別荘です。日露戦争開戦前に行われた「無鄰菴会議」が行われた部屋があることで知られています。

そんな無鄰菴には美しい庭園があり、時間を忘れてぼーっとできるおすすめスポットです。無鄰菴の庭園は山縣有朋の指示で、七代目小川治兵衛(おがわじへえ)という作庭家により作られました。七代目小川治兵衛といえば、平安神宮の庭園でも有名です。

無鄰菴は交通量の多い道路に挟まれていますが、そんな風に思えないほど美しい自然風景を楽しめます。三角形の狭い敷地でありながら、広い自然風景に見える工夫がこらされており、周辺の雰囲気とは真逆のゆったりとした時間を過ごせます。

 

絶景スポットの「将軍塚展望台」

絶景スポットの「将軍塚展望台」

将軍塚展望台(しょうぐんづかてんぼうだい)は、京都有数の絶景スポットで、山登りついでに立ち寄る人や、夜景を見にくるカップルなどが多いです。

駐車場から徒歩1分ほどのところにあり、京都駅を初めとした京都中心部を一望できます。展望台から京都の絶景をぼーっと眺めましょう。

交通手段はマイカーやタクシーのほか、三条京阪駅から循環バス・ピストンバスが出ていますので、ご利用の場合はチェックしてください。

 

街中を流れる「鴨川の川岸」

街中を流れる「鴨川の川岸」

京都の市街地を流れる鴨川(かもがわ)は、カップルの聖地となっています。等間隔に座るカップルたちが、鴨川の川岸で愛をはぐくみます。

鴨川は上流に行くほど自然豊かな表情を見せてくれ、下流から移り変わる様子を味わえます。ところどころにあるベンチでは、散歩中の休憩や読書、お弁当を食べるなど、皆さん思い思いに過ごされています。

特に、高野川(たかのがわ)と賀茂川(かもがわ)が合流して鴨川(かもがわ)になる合流地点は、くつろぎスポットとして人気です。

「鴨川デルタ」と呼ばれるその場所は京阪「出町柳駅(でまちやなぎえき)」から徒歩2分です。駅から近くの憩(いこ)いの場で、ぼーっとする時間を楽しみましょう。

 

渡月橋周辺の「桂川の川岸」

渡月橋周辺の「桂川の川岸」

桂川(かつらがわ)の川岸もおすすめです。特に、人気観光名所である嵐山のシンボル「渡月橋(とげつきょう)」付近は、美しい景色を眺めながら、ぼーっとくつろぐことができるでしょう。

ちなみに桂川は、上流から場所によって「上桂川(かみかつらがわ)」→「桂川」→「大堰川(おおいがわ)」→「保津川(ほづがわ)」→「桂川」と名前が変わるとされていますが、これらは通例であり、行政上の表記は全ての場所で「桂川」に統一されています。

 

京都市民の憩いの場「京都御苑」

京都市民の憩いの場「京都御苑」

京都御苑(きょうとぎょえん)は京都市民の憩(いこい)の場で、東西約700m、南北約1300mという広い敷地を誇っています。

京都三大祭(きょうとさんだいまつり)のうち、葵祭(あおいまつり)と時代祭(じだいまつり)の出発地でもあり、京都市民だけでなく観光客からも親しまれています。

御苑(ぎょえん)と御所(ごしょ)を混同している人が多いのですが、正確には異なります。御所は天皇とその皇室がいらっしゃったところで、その外側の公園部分を御苑といいます。つまり、御苑の中に御所があります。

広大で自然豊かな御苑は、ぼーっとするのに適している場所ですので、ぜひ憩いの時間をお過ごしください。

 

まとめ

京都観光は、欲張ってたくさん巡ると忙(せわ)しないですし、超人気観光名所に行くと混雑に巻き込まれます。のんびりと巡りたいのであれば、混雑する名所やシーズンを避け、なるべく移動距離の少ないところを選びましょう。

ここで紹介した名所はそれら条件を満たしますので、ぜひ参考にしていただき、のんびりゆったり過ごしてください。

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