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1月におすすめする京都寺社めぐり!冬の見どころをご紹介

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1月の京都はどの寺社を巡れば良いのでしょうか?1月には新年の行事が数多く行われるほか、雪が積もればひと際美しくなる寺社などもあります。この記事では冬の京都について解説しますので、ぜひ参考にしてください。

1月の京都でおすすめのイベント(行事)

御香宮神社の七草粥
御香宮神社の七草粥

1月は京都の各寺社において、さまざまなイベント(行事)が行われます。ここでは数ある1月のイベント(行事)の中から、特におすすめのイベント(行事)について紹介します。

  • 六波羅蜜寺の皇服茶
  • 7日の七草粥
  • 商売繁盛を願うえびす祭
  • 三十三間堂の通し矢
  • 15日の小豆粥
  • 法界寺の裸踊り
  • 東寺の初弘法
  • 北野天満宮の初天神
  • 京都寺社の年中行事(1月)

 

六波羅蜜寺の皇服茶

京都市東山区にある六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)では、毎年お正月の三が日に「皇服茶(おおぶくちゃ)」を有料にて飲むことができます。

皇服茶(おおぶくちゃ)は、元旦にくんだお水で沸かしたお茶で、結んだ昆布(こんぶ)と小さい梅が入っています。

平安時代に空也(くうや)が病人にお茶を飲ませたところ、病気が治ったと伝わり、村上天皇(むらかみてんのう)<在位:946年(平安時代)~967年(平安時代)>も服されたお茶なので「皇服茶」と言います。

 

7日の七草粥

京都では、1月7日に七草粥(ななくさがゆ)を食べる習わしがあります。「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ」という7種類の草が入ったお粥(かゆ)を食べることで、病気にならず、寿命が伸びることを願います。

7草粥は上賀茂神社(かみがもじんじゃ)貴船神社(きふねじんじゃ)御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ)、西院春日神社(さいいんかすがじんじゃ)、城南宮(じょうなんぐう)、福王子神社(ふくおうじじんじゃ)などでいただけます。

 

商売繁盛を願うえびす祭

京都では、商売がうまく行くことを願って、えびす祭(まつり)が行われます。東山区の八坂神社(やさかじんじゃ)境内(けいだい)には「えびす神」が祀(まつ)られているお社(おやしろ)があり、1月9日~10日に「祇園(ぎおん)のえべっさん」という行事が行われます。

1月8日~12日には、同じく東山区の京都ゑびす神社(きょうとえびすじんじゃ)にて、「十日ゑびす大祭(とおかえびすたいさい)」が行われ、商売や家運が栄えることを願う参拝者で賑わいます。

ほかにも境内に出世恵美須(しゅっせえびす)神社がある粟田神社(あわたじんじゃ)でも、1月9日~11日に出世えびす祭(しゅっせえびすさい)が行われます。

 

三十三間堂の通し矢

京都市東山区の三十三間堂(さんじゅうさんげんどう)では、毎年1月中旬の日曜日に「大的(おおまと)大会」が行われます。

「通し矢(とおしや)」と呼ばれるこの行事は、全国から約2,000人の新成人が参加して弓(ゆみ)の腕を競います。

この日は境内が無料公開されるほか、病気を除く「楊枝のお加持(やなぎのおかじ)」という行事も行われます。

 

15日の小豆粥

京都では1月15日には、小豆粥(あずきがゆ)を食べる習わしもあります。小豆粥は下鴨神社(しもがもじんじゃ)妙心寺(みょうしんじ)塔頭(たっちゅう)である東林院(とうりんいん)でいただくことができます。

 

法界寺の裸踊り

京都市伏見区にある法界寺(ほうかいじ)では毎年1月14日の夜に裸踊り(はだかおどり)が行われます。元旦からの行事の総まとめ的なもので、五穀豊穣(ごこくほうじょう)などを願う法要です。

裸踊りは、阿弥陀堂の縁側で地元の信者が行います。ふんどし姿で「頂礼(ちょうらい)、頂礼(ちょうらい)」と声をあげながら激しくぶつかります。

その時に使われたふんどしは、妊婦の腹帯(はらおび)として信仰を集めています。

 

東寺の初弘法

京都市南区にある東寺(とうじ)では、3月21日に亡くなった空海(くうかい)をしのび、毎月21日に法要(ほうよう)が行われ、この日は境内に多くのお店が並びます。

「弘法(こうぼう)さん」と呼ばれて開かれるこの市のうち、1年の最初が「初弘法(はつこうぼう)」、1年の最後が「終い弘法(しまいこうぼう)」と呼ばれ、より多くの人で賑(にぎ)わいます。

 

北野天満宮の初天神

京都市上京区にある北野天満宮(きたのてんまんぐう)では年間をとおして多くの行事が行われますが、最も有名なのが毎月25日に行われる「天神さんの日」です。

6時頃から21時頃まで露店(ろてん)が立ち並び、暗くなってからは境内がライトアップされます。早朝のピンとした空気の時に行くのもよし、お昼の賑わいを楽しむのもよし、夜の幻想的な雰囲気を味わうのもよし、いつ行っても有意義な時間を過ごせます。

ちなみに1月25日は初天神(はつてんじん)、12月25日は終い天神(しまいてんじん)と呼ばれ、通常の天神さんの日よりも多くの人が訪れます。

 

京都寺社の年中行事(1月)

その他、1月の年中行事を以下一覧表にて紹介します。

開催日行事名開催地
1日~3日皇服茶授与(おうぶくちゃじゅよ)六波羅蜜寺
3日初能奉納八坂神社
3日かるた始め式八坂神社
2日~4日天満書(てんまがき)北野天満宮
4日蹴鞠はじめ下鴨神社
5日釿始式(ちょうなはじめしき)城南宮
7日七草粥貴船神社
7日七草粥上賀茂神社
7日七草粥福王子神社
7日七草粥西院春日神社
7日七草粥城南宮
7日七草粥御香宮神社
8日寒中托鉢出発式(かんちゅうたくはつしゅっぱつしき)聖護院
8日~12日十日ゑびす大祭京都ゑびす神社
8日~14日後七日御修法(ごしちにちみしほ)東寺
9日~10日祇園のえべっさん蛭子社
9日~11日出世えびす祭粟田神社
12日奉射祭(ほうしゃさい)伏見稲荷大社
12日楊枝のお加持と大的大会三十三間堂
14日裸踊り法界寺
15日左義長神事(さぎちょうしんじ)新熊野神社
16日武射神事(ぶしゃしんじ)上賀茂神社
19日厄除大祭燃納神事(やくよけたいさいしょうのうしんじ)石清水八幡宮
20日湯立神楽(ゆたてかぐら)城南宮

【関連記事】京都寺社の年中行事

 

雪が降ったらここ!京都のおすすめ冬景色

嵐山渡月橋の雪景色
嵐山渡月橋の雪景色

京都の冬はとても寒いものの、積もるほど雪が振ることは珍しいです。ひと冬のうち数日程度なのですが、雪が積もった時に寺社巡りをすると普段とは違った観光を楽しめます。ここでは、雪が降った時におすすめの寺社を紹介いたします。

  • まばゆい雪景色の金閣寺
  • 絶景が映える清水寺
  • ひっそり感が味わえる貴船神社
  • お堂が幻想的になる天龍寺

 

まばゆい雪景色の金閣寺

雪の日の金閣寺
雪の日の金閣寺

京都市北区にある金閣寺(きんかくじ)は、正式には鹿苑寺(ろくおんじ)といい、京都屈指の人気スポットです。

金閣寺に雪が積もると、真っ白な雪の中に光り輝く金閣がたいへん美しく、息をのむほどの魅力を発します。そのため、雪が多い日はカメラを持って金閣寺に出かける人が多いです。

 

絶景が映える清水寺

雪の日の清水寺
雪の日の清水寺

京都市東山区にある清水寺(きよみずでら)も、雪の日におすすめのお寺です。有名な清水の舞台(ぶたい)が真っ白になった際には、周辺の雪景色とともに幻想的な雰囲気につつまれます。

また、舞台から真っ白な京都市の景色が一望できるのも、おすすめポイントの理由です。

 

ひっそり感が味わえる貴船神社

雪の日の貴船神社
雪の日の貴船神社

京都市左京区にある貴船神社(きふねじんじゃ)は、雪の日に参拝すると普段とは異なる雰囲気となります。貴船神社は観光客で賑わうものの、人が少ない時には静かです。

雪がたくさん積もった時は、人出が少なくなり、雪独特の静かな雰囲気も重なって、ひっそりとした雰囲気を味わえます。

特に、朱色(しゅいろ)の灯篭(とうろう)が並ぶ石段に雪が積もると、静かで美しい景色を楽しめます。

 

お堂が幻想的になる天龍寺

雪の日の天龍寺
雪の日の天龍寺

京都市右京区にある天龍寺(てんりゅうじ)は、立派なお堂と曹源池庭園(そうげんちていえん)が見事です。雪が積もった際には庭園一面が真っ白となり、池に映る雪化粧(ゆきげしょう)したお堂は幻想的です。

借景(しゃっけい)の嵐山(あらしやま)が真っ白になると、その雰囲気がより一層引き立ちます。

 

まとめ

1月の京都では、えびす祭などの行事が行われるほか、東寺の初弘法や北野天満宮の初天神なども行われます。また、雪が積もれば、普段の京都観光とはひと味違った雰囲気を楽しめます。

行事を中心に観光計画を組み立て、雪が降ればいつもと違う観光をするなど、臨機応変(りんきおうへん)な対応で1月の京都を満喫(まんきつ)してください。

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